脱炭素経営入門

脱炭素経営入門

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出版社
日経BPM(日本経済新聞出版本部)
著者名
松尾雄介
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2021年11月
判型
四六判
ISBN
9784532324025

経営の意思決定精度向上に向けた、脱炭素経営本の決定版
気候変動が企業価値に影響する背景・経路・ロジックを「腹落ち」するための本格的入門書。

日本では十分に浸透していない気候変動の真のビジネスリスク・チャンスについて、その背景や基本的なロジックを丁寧かつ具体的な事例を交えて解説。経営目線で見た脱炭素化の重要性を「腹落ち」し、意思決定の質向上に資する知見を包括的に盛り込んだ1冊。

◆脱炭素社会への変化の本質を理解し、市場や企業の動向を見極める視座を提供
 気候変動に関連した政策、投資、技術開発、企業の取り組みなどのニュースが日々報じられています。
 しかし、それらの「現象」を知るだけでは十分ではありません。石炭火力発電への逆風やEVへの急速な変化など、日本では予想されていなかった変化も多く、これらの動向を見極めるには、現象の背後にあるファクトやロジックの理解が欠かせません。

 本書では、科学、世論、政策、技術、投資など、脱炭素化の潮流を形作る重要なファクトやその背景にあるロジックを一気通貫で解説し、断片的なピースを統合することで、企業における意思決定の質向上に資する知見を提供します。

◆脱炭素経営のグローバルスタンダードの理解
 2022年度より東証プライム市場で実質的に義務化されるTCFD(気候リスク情報開示)から、科学に準拠した 企業の削減目標(SBT)、Apple社をはじめ、世界の先進企業が取り組むRE100など、脱炭素経営のグローバルスタンダードについて、その意味合いや企業に求められる対応などを解説します。

◆日本企業の生々しい試行錯誤や実践事例を紹介
 本書は、日本の大手企業らで構成される日本気候リーダーズ・パートナーシップ(JCLP)の全面協力を得て、理論面だけでなく、企業が脱炭素化に向き合う際の生々しい議論や実践事例を数多く掲載しています。脱炭素経営に熱心に取り組む企業において、何が議論され、どのような意思決定がなされたのかなど、リアルな企業事例を紹介します。

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