葛原妙子歌集

葛原妙子歌集

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出版社
書肆侃侃房
著者名
葛原妙子 , 川野里子
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2021年11月
判型
四六判
ISBN
9784863854918

装幀:六月



栞:大森静佳、川野芽生、平岡直子



葛原妙子の全ての歌集から1500首を厳選。



葛原の壮大な短歌世界が見渡せる一冊。







2021年11月上旬発売予定です。







【目次】



『橙?』/『繩文』/『飛行』/『薔薇窓』/『原牛』/『葡萄木立』/『朱霊』(完本)/『鷹の井?』/『をがたま』/『をがたま』補遺/異本『橙?』/解説(川野里子)/葛原妙子年譜







【栞】



大森静佳「えぐる、えぐられる」



川野芽生「幻視者の瞼」



平岡直子「この世界で、電気仕掛けの身体で」







【収録歌より】



早春のレモンに深くナイフ立つるをとめよ素睛らしき人生を得よ(『橙?』)



わがうたにわれの紋章のいまだあらずたそがれのごとくかなしみきたる(『橙?』)



黑峠とふ峠ありにし あるひは日本の地圖にはあらぬ(『原牛』)



他界より眺めてあらばしづかなる的となるべきゆふぐれの水(『朱靈』)



疾風はうたごゑを攫ふきれぎれに さんた、ま、りぁ、りぁ、りぁ(『朱靈』)

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