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宗教なき時代の宗教論
ポストモダン以後、神の概念は空虚化された。しかし宗教なき時代においても神のようなものはいたるところで生き延び、私たちに影響を与え続けてきた――そう、文化という名のもとに。〈啓蒙〉から〈ロマン主義〉そしてポストモダンへ、宗教と文化の関係を丁寧にときほぐし、あらためて神に死を宣告せんとする、ラディカルな宗教論。
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