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一一代将軍徳川家斉の時代は商工業の技術革新が少しずつ進み、工場制手工業の萌芽が見られるようになった。しかし幕府の経済政策は破綻し、天保の飢饉が人々を苦しめた。このような状況を悲痛な思いで見つめていた元与力の大塩平八郎は謀反を起こす。長期に亘って政権に君臨した徳川家斉がその生涯を閉じ、老中首座についた水野忠邦は、内政を立て直すために天保の改革を打ち出す。清国がイギリスに全面降伏するなど、外患が深刻になる中、国政を憂える渡辺崋山に蛮社の獄が襲いかかる。
原案執筆・青木美智男、解説・高埜利彦。
〈目次より〉
序 章 《大御所》家斉
第一章 百姓の銭遣い
第二章 国益反対一揆とお蔭参り
第三章 飢饉と世直しと
第四章 大塩平八郎起つ
間 章 内憂と外患と
第五章 雄藩への道
第六章 水野忠邦の登場
第七章 天保の改革
第八章 幕政の混迷と忠邦の失脚
解説・高埜利彦
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