「世界を変えた天文学者」といえば、誰を思い浮かべるでしょうか。
コペルニクス、ガリレオ、ケプラー、それともハッブル? ……みな男性ですね。
確かに、何世紀にもわたって女性は科学一般、とくに天文学に触れる機会がほとんどありませんでした。
しかし、これは女性の貢献がまったくないということでありません。
地球から天体までの距離の測定を可能にする法則を発見したのも、
現在も使われる恒星の分類法を確立したのも、
太陽大気組成が水素とヘリウムが主体であると指摘したのも、
数多くの彗星や小惑星の発見したのも、そしてパルサーを発見したのも、すべて女性なのです!
女性であるということへの偏見や差別にも負けず、宇宙を愛し研究を深め、
天文学の発展に寄与した女性天文学者たちの生涯とその成果をまとめた一冊。高校生から。
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