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数量データを用いない「質的研究」の比重が(とくに日本において)大きい社会学においても近年「量的研究」が浸透してきたが、両者の間は基本的に分断している。「サイエンスと言えるのか」との問いも投げかけられる社会学には何ができるのか? 古典的研究から最先端の成果までを縦横に紹介しながら、その存在理由を鮮やかに描き出す。
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