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生死不二の境地
枯草となりし蟷螂なほうごく
まぼろしの枯野かけ去る鼠かな
生死不二の闇をいとしむ無為もあり
「端的に述べて、『空寂』が明らかにしているのは、那珂太郎にとって句すなわち俳諧は、実存探求の器にほかならなかったということである。詩も同じだが、句は詩以上にそうなのだ」(三浦雅士)。青年期、円熟期、最晩年の257句を収録。詩人那珂太郎、畢生の句業を集成。福田治子編、解説=三浦雅士、眞鍋呉夫
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