地銀消滅

平凡社新書

地銀消滅

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出版社
平凡社
著者名
高橋克英
価格
946円(本体860円+税)
発行年月
2021年11月
判型
新書
ISBN
9784582859904

《目次》
はじめに
第1章 スマホ化が地銀を隅に追いやる
1、3大ビジネスが苦戦
2、ペイロールとスーパーアプリの衝撃
3、スマホ銀行になるか、DX企業の傘下か
第2章 メガ地銀の誕生
1、「【期間限定】地銀再編キャンペーン」の開始
2、総資産20兆円、20グループ時代の到来か
3、メガ地銀の誕生へ
第3章 第二地銀の末路
1、第二地銀の苦難の歴史
2、第二地銀37行、三つの分かれ道
3、東海地方、地銀再編の前触れ
第4章 店舗と人材は不要になる
1、店舗の3割削減だけで十分なのか
2、本店の建設と乱立する超豪華な研修施設
3、デジタル人材不足と早期退職制度の導入
第5章 法人向けも個人向けも苦戦
1、法人向けの貸出とAIレンディング
2、地銀が投信販売をやめる日
第6章 「新規事業」の拡大は収益にならない
1、生き残りたければ「何もするな」
2、「新規事業」子会社乱立の山口FG
3、「お花畑」的な施策が地銀をダメにする
第7章 魅力ある地方と地銀のすれ違い
1、地銀再編から地方再編へ
2、東京へと進出する地銀
3、ニセコにない地銀ローン
4、京町家向けのローン商品
5、沖縄独自の地銀の取り組み
終 章 東北がフロントランナーとなる
おわりに
参考文献・資料

《概要》
人口減少、低金利、デジタル化という三重苦により、地方銀行は?消滅?の危機に瀕している。しかし、業績不振は本当にこれら外部要因が理由なのか。顧客のメリットを第一に考えない店舗運営、収益目線の欠如が、顧客離れと、赤字事業の垂れ流しを招いていないか。事業のスリム化と、本業の貸出業務への集中が求められている今、
「顧客目線」「収益目線」を取り戻すことこそ、地銀が生き残る道であると提言する。

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