臨床心理学 126(第21巻第6号)

喪失・悲嘆ー存在と不在の「あいだ」で回復を求めて

臨床心理学

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出版社
金剛出版
著者名
橋本和明
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2021年11月
判型
B5
ISBN
9784772418607


1?総論
あいまいさのなかでの喪失と回復―存在と不在の「あいだ」を生きる 橋本和明

2?理論と考察――概念からみる喪失・悲嘆
複雑性悲嘆―概念と治療 中島聡美
あいまいな喪失とレジリエンス 黒川雅代子・瀬藤乃理子・石井千賀子
子どもの対象喪失―分離・愛着・物語 森 省二

3?事例と支援―事象からみる喪失・悲嘆
★個人の心的世界―ミクロレベル★
語りえない悲しみを支える―医療現場における子どもの死をめぐって 出? 躍
人生航路の舵を切る―いじめ・不登校・転校 奥野 光
予期せぬ別離・届かない言葉―喪失と悲嘆のケア,救援者の惨事ストレスケア 藤代富広
変わりゆく本人の傍らで―高齢者・認知症 扇澤史子
ふたたび生きて在るために―緩和ケアの現場で生と死の間を生きる 近藤(有田)恵

★変容する家族・パートナーシップ―メゾレベル★
「わが子が欲しい」という不妊治療をめぐる喪失・悲嘆―不妊治療・出生前診断 増田健太郎
虐待による一時保護,施設入所とあいまいな喪失 川?二三彦
ふたつの親子関係の中を生きる子ども―面会交流 町田隆司
わかれについて―犯罪被害遺族 櫻井 鼓
還らない生活―加害者家族 門本 泉

★コミュニティ・社会との軋轢―マクロレベル★
社会への信頼や人生を喪失した感覚を抱く人々―性暴力・性虐待被害 齋藤梓
貧困と疎外―「社会」と「世間」のあいだで 金井 聡
日延べされた服喪追悼―コロナ禍・死別・悲嘆 清水加奈子
「あいまいな喪失」と「公認されない悲嘆」―被災者のレジリエンスにおける社会的影響 瀬藤乃理子

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