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現在、政府はIoT(モノのインターネット)やビッグデータ、AI(人工知能)などの先端技術を利用して、少子高齢化や人口減少などの社会的な課題を解決し、経済発展も目指す新しい社会、スマートシティ=「ソサエティ5.0」の実現を目指しています。
ソサエティ5.0では、現実空間のIoTが情報を集め、AIが集約された情報を分析することになります。自動走行車で移動し、AIが分析した結果を人間に提案し、工場ではロボットが自動的に製造します。これまでになかった新たな価値が産業や社会にもたらされ、多様なニーズに対応できるようになる、と考えられています。
政府は「これは一人一人の人間が中心となる社会であり、決してAIやロボットに支配され、監視されるような未来ではありません」と述べていますが、中国のようなデジタル全体主義につながるリスクも孕んでいるのではないでしょうか。本書ではスマートシティの問題点をさまざまな角度から分析し、その危険性を考えます。
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