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わんわん保育園に勤める愛する妻やすみのため、不慣れなカタギの生活を送りながら保育士を目指す元ヤクザ小柳徹。
真っ当な暮らしにも、ほんの少しずつ慣れてきた(満員電車はまだダメだ)。
出産間近の妻を愛おしく思いつつ、悲惨な子供時代を回想する小柳。
ろくでなしの父親しか知らない自分が良い父親になれるのか?
不安に揺れる元ヤクザのところには、今日も様々なトラブルが舞い込んでくる……。
第1回警察小説大賞受賞作家が「父親の資格」を問いかける、胸に沁みる痛快エンタメ小説!
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