身体の大衆文化描く・着る・歌う

身体の大衆文化描く・着る・歌う

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出版社
KADOKAWA
著者名
安井眞奈美 , エルナンデス・アルバロ
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2021年11月
判型
四六判
ISBN
9784044005665

大衆はいかに身体を用いて表現し、あるいは変容させてきたのか。男女がともに愉しんだ春画、差別を乗り越えようと生まれた車椅子、レコードによって全国に普及した盆踊り。出版やインターネットなどのメディアと、身体との意外な関係に迫る。人々と身体の関わりを見つめ直す、国際日本文化研究センターの大衆文化研究プロジェクト第3弾!

【執筆参加者】
安井眞奈美、エルナンデス・アルバロ、木股知史、山本ゆかり、木場貴俊、伊藤龍平、横田尚美、木下知威、輪島裕介、エドモン・エルネスト・ディ・アルバン

【内容】
序 身体とメディアをめぐる大衆文化論(安井眞奈美/エルナンデス・アルバロ)

〈第1部 身体を表現する〉
第一章 近代の絵入り本──〈本の絵〉と〈版の表現〉の視点から
第二章 春画をめぐる身体性――楽しむ、隠す、憩う
第三章 「こわいもの見たさ」の近世文化史
第四章 妖怪はどこで感じられてきたか――水木「妖怪」の原風景

〈第2部 身体を読み替える〉
第五章 服と生きる、ファッションと暮らす
第六章 コスプレの活動とイメージを再現する快楽

〈第3部 身体に回帰する〉
第七章 願いを絵に託す──近現代の小絵馬
第八章 車椅子の誕生
第九章 音盤と身体──近代日本の音楽と歌舞音曲
第十章 クイアな身体の可能性──オタク・メディア・漫画表現

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