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<哲人に学ぶ「人類の知恵」シリーズ>
佐藤優 解説!
2000年間読み継がれてきた、キケロの『国家論』を読んで考える、
”政治家を選ぶ方法”!
政治のこと、よくわからないまま、また選挙が来てしまった…
そんな人も、わかりやすくて面白いから、つい読み進めてしまう、
古代ローマ最大の政治家・キケロの政治哲学書!
2000年読み継がれる「政治を考えるうえで、一番大切なこと」とは――?
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増税、政治とカネ、権力の一極集中、移民問題、戦争…
実はこれ、どれも2000年前の古代ローマ帝国が抱えていた政治問題ばかり。
もとは小さな国だったローマは、その領土が拡大するにつれて、
独裁者の登場や、民族問題、政治の汚職が横行し、難しい時代に突入しました。
そんな激動の時期のローマで、国家の舵取りをしていたのがキケロです。
キケロは様々な課題に苦しみながら、
政治とはどうあるべきか、政治家が最も大切にすべきことは何かを考え、
『国家論』などの多くの著作を残しました。
その言葉の数々は、アメリカ建国の父たちも、大いに参考にしたと言われています。
本書は、古代ローマで「祖国の父」と慕われたキケロの言葉を、
哲学書とは思えないわかりやすさで編集したもの。
●政治屋(politician)と政治家(statesman)の違いとは?
●民主主義が必ずしも良い政治体制と言えないのはなぜか?
●選挙で気を付けるべき政治家の特徴とは?
今の日本とそれほど変わらない政治課題に立ち向かった、キケロの言葉には、
現代のわたしたちが、選挙で政治家を選ぶときにも役立つヒントが詰まっていました。
巻末では、元外務省主任分析官で、数々の政治家と仕事を共にしてきた
知の巨人・佐藤優氏がキケロの思想と、日本の政治の特徴をわかりやすく解説!
選挙が近づくたびに、気が重くなる人にこそ読んでほしい、
驚くほど簡単に読めて、政治が面白くなる、本物の政治哲学!
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