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霧に満たされた黄昏横町2丁目。そこは、十年屋のご近所さんでもある、魔法使いたちが住む町です。緑の芝生に建てられたサーカスのテントのような家は、お天気の魔法使いビビの家。そのおとなりで、瓶の中に封じ込められたヨットに暮らすのは、封印屋のポーさんです。おや? これからビビとポーさんのお茶会が始まるようですよ。さて、魔法使いたちはどんなおしゃべりをするのでしょう。ビビはポーさんとツルさんの恋の行方を聞きたくてうずうずしている様子です。「十年屋」シリーズ特別編第3巻は、ビビとポーさんがお茶会で語った、7つのお話をお届けします。
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