いま、ことばの教育は何をめざすのか? グローバリゼーションにより言語・言語教育イデオロギーの転回とコミュニケーションの変容が起こりつつあるなか、これまでの言語や文化の境界線を前提としたことばの捉え方、特に、社会における支配的言語やモノリンガル思考に基づく言語教育イデオロギーについて見直す必要がある。人、ことば、社会・環境を相互に連関する資源と捉える「言語生態学」の視座から、個人と社会をより幸福に、豊かに(welfare)みちびく営みとしての、21世紀のことばの教育の可能性を提唱する。
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