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夫婦別姓問題を知り、考えるための入門書。
サイボウズ社長の青野慶久氏が、夫婦別姓を求め訴訟を起こした!
各界ビジネスリーダーたちは賛同、各紙誌の調査では賛成多数にも関わらず、
なぜ「選択的夫婦別姓」は達成されない?
結婚したら男性の姓を名乗るカップルが96%の日本。しかし最近では、仕事のキャリアや銀行や証券などの名義変更の煩雑さ、そして、自分の名前を失うことの喪失感など、さまざま理由から「選択的夫婦別姓」を求める声が大きくなっている。
社会が多様化するなかで、名乗る名前を選択することができてもいいのではないか――。
大きな話題となった青野社長の裁判、活動を通して、夫婦別姓を基礎から知ることができる。「子どもがかわいそう」「家族の絆がこわれるのでは?」といった疑問や不安についても応えます。
【目次の一部】
長年の議論、選択的夫婦別姓問題
妻の姓にして実感した、面倒くささ
夫婦別姓になっても日本は壊れない
「青野」を名乗った理由と、変化
なぜ選択的夫婦別姓は進まないのか?
全国陳情アクションでじわじわ変わる
1000を越えるビジネスリーダーからの賛同も
戸籍とは? 結婚したとき、何が起こるのか?
あたらしい夫婦別姓と子どもの名前
【プロフィール】
青野慶久(あおの・よしひさ)
サイボウズ株式会社 代表取締役社長。1971年生まれ。愛媛県出身。大阪大学工学部情報システム工学科卒業。松下電工( 現・パナソニック)を経て、1997年、サイボウズ株式会社を設立。2005年より現職。社内のワークスタイル変革を推進し離職率を7分の1に低減するとともに、3児の父として3度の育児休暇を取得。総務省、厚労省、経産省、内閣府、内閣官房の働き方変革プロジェクトの外部アドバイザーや一般社団法人コンピュータソフトウェア協会の副会長を歴任。著書に『 チームのことだけ、考えた。』(ダイヤモンド社)、『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。』(PHP研究所)などがある。
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