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「難病」と呼ばれる病気があります。
ジストニア、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、てんかん、認知症、発達障がい、脳性マヒ、チック症などのことで、患者は一生付き合っていかなくてはならない病気の事です。
西洋医学では治療が出来ない、あるいは難しいと言われています。
皆様も「大変な病気だ」というイメージはあると思います。
著者は祖父の代から90年以上続く鍼灸接骨院の院長であり、上記の難病に鍼治療を行っています。
鍼灸接骨院というと、通常は腰痛や肩こり、接骨などをメインに治療しているところが多いですので、「難病に鍼治療?」と驚かれるかもしれません。
たしかに、難病に取り組む鍼灸院はそうはありませんが、それを可能にしたのは、著者に「新脳針」という独自の針治療があるからです。
「新脳針」とは著者の父が開発した療法で、頭皮に針を打ち、その針に微弱な電流を流すというものです。
本書では、この新脳針に感覚統合療法に基づいた運動療法である「リセプター療法」、「動作改善法」「指頭感覚法」という3つのオリジナル療法を組み合わせ、あらゆる方面から難病にアプローチしていく治療の過程を紹介しています。
【目次】
はじめに 私たちの思い──「愛ある施術」を届けたい
プロローグ 絶望から希望へ──治癒に向かう患者さんたちの物語
第1章 発達障がい・難病の原因は脳にあった
第2章 脳を活性化させる「新脳針」
第3章 自然治癒力を高めるオリジナルプログラム療法
第4章 子どもの難病に立ち向かう
第5章 障がいを克服するために必要なこと
第6章 症状別最新治療例
おわりに
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