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日本の絵巻の多くは、それが描かれ鑑賞された宮廷世界での出来事を描いたものである。
絵巻は歴史叙述の重要な史料であり、絵巻に描かれた「歴史」を読み取ることで、新たな宮廷世界像を描くことが可能だ。
祈り、暮らしぶり、四季を通した人々の生活、祭り、事変など、あらゆる出来事を通して、日常を見ることができることが絵巻の魅力である。
これまで絵巻自体の研究や、歴史書の挿絵としてたくさんの絵巻のシーンが使われてきたが、本書では、『天狗草紙』『一遍聖絵』『春日権現験記絵』『年中行事絵巻』ほか多数の絵巻を縦横無尽に閲覧し、新たな「絵巻が語る日本の歴史」を試みた。
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