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漸進的で実現可能な具体的改革が自助努力克服の道―京都大学名誉教授・江原武一の集大成の遺稿―
比較教育学や教育社会学、大学改革研究に多大な業績を残してきた江原武一先生が、前書『大学は社会の希望か―大学改革の実態からその先を読む』に昨今のコロナ禍情勢による変化や最新の文献を全章に加え、第二章「入学者選考・高大接続改革の構想」を新講し、増補改訂版刊行の準備をしている最中、校正最終段階で急逝。その後の校正作業を南部広孝先生(京都大学教授)が引き継ぎ、「あとがき」を付して遂に本書が完成に至った。今日における大学教育・評価・ガバナンス改革のあるべき方向性を指し示した、まさに大学改革の集
大成。
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