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介護を要し,感染症に極めて弱い状態にある高齢者の方々が集団で生活する介護施設にとって感染対策は極めて重要な課題です。そしてこの重要性は新型コロナウイルスの出現によって一段と高まっています。本書は感染対策の基本的な知識と施設の中でも実施できる具体的な感染防止手技について豊富なイラストと平易な文章でわかりやすく解説しています。今回の改訂版では新型コロナ対策を踏まえたこれからの感染対策の標準的なあり方に重点を置いた大幅な改訂がなされています。施設の責任者の方,施設勤務の看護師さんやヘルパーさんにとって日常の介護業務に役立つ感染対策の超入門書です。
序文より抜粋
(前略)
新型コロナウイルスに対してはこれまで病院や施設で取り組んできた感染対策が有効です。ただし,これらの対策を「正しい方法で徹底して行う」ことが前提条件となります。感染対策の基本である病原体がうつる道(感染経路)の遮断は,施設で今まで戦ってきたインフルエンザ,ノロウイルス胃腸炎,薬剤耐性菌感染症,疥癬,結核などに共通する対策であり,新型コロナウイルス感染症に対しても然りです。
とは言え,手指消毒や手袋・マスクの着用,環境清掃を施設の日常業務に落とし込んで徹底することは容易ではありません。いつ・誰が・どのように行うかを職員のみなさん一人ひとりが理解し,実行に移して初めて感染対策として成立します。
本書は新型コロナ対策を踏まえたこれからの感染対策の基本をイラストを多用してわかりやすく解説しています。本書が施設におけるコロナ時代の,そしてそれ以降の感染対策のスタンダードとしてみなさんの業務の一助となれば幸いです。
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