安全に関する取組みは,分野・業種・管轄省庁ごとにそれぞれ行われているため必ずしも整合性があるとは言えません。そうした問題意識をもとに書かれた本書では、現場から経営者層にまで役立つよう、体系的に安全を俯瞰し、自分の仕事の位置付けを確認することができます。
本書の構成としては、安全を四つの分野に区分し、①基礎安全学、②社会安全学、③経営安全学、④構築安全学からなる「安全四学」として解説しています。
基礎安全学では、安全のどんな分野でも、どんな立場の人でも知ってほしい安全の基本を紹介しています。社会安全学では、一般の人々が知ってほしい社会を安全にしている様々な仕組みや制度などを紹介しています。経営安全学では、企業や組織を経営する立場にある人が、役割上知っていてほしい経営における安全の位置付けや社会貢献の重要性などを組織的な観点から紹介しています。そして、構築安全学では実際に安全を設計し、管理・運営する人のために安全技術を中心として紹介しています。章の終わりには各々の安全四学のまとめがあり、大変わかりやすい内容となっています。
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