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世界は《論理》とちゃうで。《抽象》や!!!
大阪弁のピタゴラスが語る、数学の誤解と世界の真実
数学の問題も、人間関係も、論理だけではうまくいかない――数学が苦手だった。でも、よく世間で言われているように「数学的な思考力」が生きていくうえで本当に役に立つのなら……。その神髄をちょっとくらいは理解してみたい。そんな思いを抱える、すべての人たちに捧げる1冊。
本書は数学の問題を解く本ではありません。数学という学問が目指す世界を理解し、それによって世界の見えかたを変える本です。
そもそも、なぜ全国民が数学を勉強しなくてはならなかったのでしょうか? 微分積分も三角関数も因数分解も、日常生活で使わないのになぜ? そういうのは得意な人だけが勉強して、テクノロジーなどの分野に進めばいいのでは? こうした質問に対する答えとしてよく言われるのが、「数学で論理的思考力が身につく」「数学は問題解決力を培う」ということです。が、なにかしっくり腑に落ちない。当然です。じつは「数学の本質は抽象性」にあるのです。ではなぜ、抽象性が大切なのか? その疑問に、大阪弁を喋る怪しげな老人・ピタゴラスと、悩める数学講師・環太くんがお答えしていきます。
〈いわゆる「論理的思考」が実社会で使えるものなのかはかなり疑問ですが、抽象性と具体性を操作する思考は、世界のあらゆる場所にあふれています。(「あとがき」より)〉
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