中国の魏晋南北朝史研究の代表的な著作の一つと知られる李憑氏の傑作。首都平城を中心に北魏の成立過程を時系列でたどりながら、政権をになう拓跋部自体の文化と漢文化のそれぞれの特徴が交じり錯綜するありさまを明快に記述する。文献資料に見られる多くの表面的矛盾の背後にある真実を探り、綿密な考証によって斬新で説得力のある結論を導く。
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