京都宇治原子炉

京都宇治原子炉

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出版社
群青社
著者名
玉井和次 , 宇治原子炉設置反対運動史研究会
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2021年10月
判型
A5
ISBN
9784434295768

1950年代、日本における原子力開発の黎明期、東海村に続いて京都の宇治に研究用原子炉を設置する計画があった。1952年、水爆実験実施の翌1953年、アイゼンハワー米大統領は国連で「平和のための原子力」と題して演説。翌54年3月1日に第五福竜丸のビキニ環礁での被曝した翌日の2日、日本の国会に保守政党により突如として原子力予算が提出される。先の計画はこうした流れの中にあって急遽立てられたのである。この計画が決まって日をおかず宇治では茶業者を中心に広範な反対運動が組織され、やがて国会でも論議される事態となる。そして宇治への原子炉設置計画は放棄され、その後の関西各地の候補地でも住民は計画をことごとく押し戻していった。

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