道徳授業を変えたい!と思ったときに、まず読む本

道徳授業を変えたい!と思ったときに、まず読む本

1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります

出版社
東洋館出版社
著者名
加藤宣行
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2021年10月
判型
A5
ISBN
9784491043401

筑波大学附属小学校・加藤宣行先生と考える、「道徳授業を変えたい!」と思ったときに、何を考え、どのように取り組めばいいのか?
「子どもが前のめりになる道徳授業をしたい!」「子どもが本気で考えたくなる授業をつくりたい!」、そう思ったときにあなたは何から始めますか?

筑波大学附属小学校の加藤宣行先生は、「自分と目の前の子どもたちにしかできない『本物』の授業」を目指し、日々取り組んでいます。「本物」の授業を目指す中で、「KTO」という一つの拠りどころを確立されました。

「KTO」には、「K(子どもと)T(ともに)O(オリジナルをつくる)」「K(心の)T(扉を)O(オープンにする)」「K(壁を)T(扉にかえて)O(open--開く・拓く)」という思いが込められています。

この理念に共感し、KTOに基づく授業づくりが全国の先生方によって実践されています。個人で、あるいは学校全体で道徳授業の改善に挑戦し、手ごたえをつかまれている方がいらっしゃいます。

その先生方は、KTOの授業観を拠りどころにしながら、目の前の子どもや自身の課題に合わせた取り組みで成果をあげています。

本書では、そのように授業を変えて手ごたえを得て、自分なりのオリジナルの授業を確立している公立小学校の6名の先生方と加藤先生とで、「道徳授業を変えたい!」と思ったときに、まず考えたいことや心構えなどをまとめました。



公立でも私立でも、初任者でもベテランでも味わえる、達成感のある授業!
加藤先生とともに、道徳授業改善について考える先生方は、みなさん公立小学校で教員をされています。

豊中市立島田小学校の長岡かの子先生は、10年以上前から道徳授業の研究に励み、加藤先生とは異なるスタイルの授業にも取り組み、そのよさも実感してこられた先生です。

ほかの授業のよさも知りつつ、授業改善を行った長岡先生は、「道徳授業の難しさを改めて知った」と感じ、「子どもたちと一緒に目指しているのは簡単な道徳授業ではなく、難しいけれど面白い道徳授業」だと考えています。

池田市立緑丘小学校では梶原さなえ先生の情熱を起点に、石光政德先生が中心となって、学校全体で道徳授業改善に取り組んでいます。古澤眞未先生、荒崎 愛先生、酒井真依先生(現・池田市立秦野小学校)の3名は、初任者のころからKTO道徳に取り組み、達成感のある授業を試行錯誤しながら実現してきました。

6名に共通していることは、KTOの授業観を拠りどころにしながらも、目の前の子どもや自身の課題に合わせた取り組みで成果をあげているという点です。

KTOの授業観=本質から授業改善に取り組み始めたことで、それぞれのスタイルで達成感のある授業を実現できたと言えるでしょう。

お気に入りカテゴリ

よく利用するジャンルを設定できます。

≫ 設定

カテゴリ

「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。

page top