海外では珍しくなくなってきた、夫や特定の男性パートナーがいなくても子を産み育てる女性カップルたち。
本書では、日本と海外での、女性たちが妊娠出産するための技法と子育ての経験、出会う困難やジレンマとその解決方法などを、当事者たちへのインタビュー調査にもとづいて紹介する。
性的指向にかかわらず、夫や特定の男性パートナーなしで家族をつくりたいという女性たちがその願いを叶えること、またこうした女性カップルがつくる家族が不利益をこうむることなく暮らせる社会となることは、決して特別なことでも突飛なことでもない。
男女対の夫婦と子どもという「普通」の家族だけではない、オルタナティブ家族への展望をひらく書である。
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