「資本」に対抗する民主主義

「資本」に対抗する民主主義

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出版社
本の泉社
著者名
芦田文夫
価格
3,400円(本体3,091円+税)
発行年月
2021年10月
判型
四六判
ISBN
9784780718256

「本書が課題とするのは、「自由・平等・民主主義」の展開と「市場経済」との連関を、経済学的な視点から、現実の「資本主義―社会主義」をめぐる歴史的過程のなかで、検証し直してみようとするところにある」(「はじめに」より)。強権に抵抗する拠り所であり、新しい社会を創造する基点である民主主義に視座を定め、「自立した諸個人の平等なアソシエーション(協同)」を考察する。現代社会が直面する世界的課題を正面から論じた力作。

【帯文】
なぜ民主主義なのか。強権に抵抗する拠り所。
新しい社会を創造する基点。
なにより「自立した諸個人の
平等なアソシエーション(協同)」のため
つまり人間であるために

【「はじめに」より】
 二一世紀の「新しい市民運動・市民革命」として注目されるもののなかには、これまでになかったような特徴がみられると云われる。個人としての権利と尊厳の主張、日々の生活次元から発せられるみずみずしい言葉、一人ひとりの自覚的な行動と協同の拡がり、政治は変えられるという主権者意識、そして現実にも「市民の運動と立憲野党の共闘」の押しあげ……。(略)
 本書が課題とするのは、「自由・平等・民主主義」の展開と「市場経済」との連関を、経済学的な視点から、現実の「資本主義─社会主義」をめぐる歴史的過程のなかで、検証し直してみようとするところにある。

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