アルバイトの誕生

平凡社新書

アルバイトの誕生

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出版社
平凡社
著者名
岩田弘三
価格
924円(本体840円+税)
発行年月
2021年10月
判型
新書
ISBN
9784582859881

《目次》
第一章 なぜ学生アルバイトの歴史を論じるのか
「アルバイト」は何語か/現在の学生の三大関心事/現在のアルバイトの状況/本書の構成
第二章 「アルバイト時代」の登場
「アルバイト」という言葉の誕生/「アルバイト」という言葉の誕生前史/「内職」の時代におけるアルバイト事情
第三章 終戦直後のアルバイト事情
終戦直後のアルバイト事情/現在におけるアルバイトと大学成績の関係/アルバイト前歴学生の就職お断り/アルバイト開拓のための学生組織の登場/大学側によるアルバイトの開拓
第四章 小遣い稼ぎのためのアルバイトへ
小遣い稼ぎのためのアルバイトの出現と浸透/数字でみるアルバイトの推移?/数字でみるアルバイトの推移?/学生アルバイト発達の時期区分
第五章 アルバイトの大衆化・日常化と職種の転換
学生文化の変化とアルバイト大衆化の要因/「健康で文化的な最低限度の大学生活」の中身の変容/アルバイト仲介情報誌の登場/アルバイトの日常化をもたらした雇用側の要因
第六章 バブル経済崩壊後におけるアルバイト
低経済成長時代における学生生活費収入源の変化/ブラックバイトの出現/外国人留学生アルバイト/新型コロナウイルス禍のもとでのアルバイト
第七章 学生アルバイトの現代的課題
雇用・労働としての側面からみたアルバイト/学生にとってのアルバイトの位置づけ/学生にとって意義あるアルバイトに向けて

《概要》
終戦後すぐ、「学生の労働」を意味することばとなった「アルバイト」。もともとは学費を稼ぐ苦学生のためのものだったが、日本経済の発展と連動して「小遣い稼ぎ」のためのものとなり、やがて多くの学生が従事する「日常化・大衆化」の時代を迎える。今世紀に入るとブラックバイトなどの問題も顕在化、さらに新型コロナ禍は学生たちの生活をも直撃した──。戦後日本の社会・経済の変化を反映してきた学生アルバイトの歴史をいきいきと描き出す。

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