「母なるものの元型」イメージがもたらす心の変容

箱庭療法学モノグラフ

「母なるものの元型」イメージがもたらす心の変容

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出版社
創元社
著者名
井上靖子
価格
4,070円(本体3,700円+税)
発行年月
2021年10月
判型
A5
ISBN
9784422117492

元型の一つ、「母なるものの元型」は、生と死、慈母と恐母など相反するイメージが表裏をなし、中でも包み込む「容器」イメージが重要であるとされる。この両義性を持つ元型は、セラピストとの関係性の中でしばしば人知を超えた自律的な働きを見せ、クライエントの夢やイメージ表現として展開するが、セラピストはそれをいかに受け止め、また心の変容や治癒を導くのか。4事例から心理療法における治療的意義について考察を深める。

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