1~2日で出荷、新刊の場合、発売日以降のお届けになります
青年宰相・松平定信は、士風の退廃を立て直すため内政改革を性急に断行。幕府主導の商業政策を展開し、農村復興に務める。欧米列強との緊張が高まる中、ロシアからの使者とともに漂流民・大黒屋光太夫が帰国し、異国見聞を伝える。
一方、教育の普及と大衆化によって町民の社会認識が深まり、庶民の心情を反映した〈野暮の文芸〉が誕生、馬琴・一九・写楽・歌麿・北斎・広重・南北といった、個性豊かな才能によって化政文化が花開く。
原案執筆・青木美智男、解説・高埜利彦。
〈目次より〉
序 章 松平定信の登場
第一章 寛政の改革
第二章 外圧と海防
第三章 《寛政の遺老》の政治
間 章 《野暮》の時代
第四章 笑いと伝奇と艶麗の文芸
第五章 浮世絵と生世話な歌舞伎
第六章 鄙ふりの俳風、雪の文化
第七章 草莽の学問、実践の文化
解説・高埜利彦
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。