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『秘密の花園』『小公女』のバーネットの
知られざる名作、初の翻訳!
明るく、楽しくくらしていれば、いつでも
しあわせになれるんだ……
人生のさまざまな困難をのりこえた作者が、
小さな子どもたちのために残した
心あたたまるおとぎ話。
先が見えない今の時代にこそ、
子どもたちに読んでほしい、
また、大人もはげまされる物語。
ある女の子の子どもべやに、
「オンボロやしき」とよばれる、
古い人形の家がありました。
家も、中に住む六人の人形も、みんなぼろぼろ。
でも人形たちは、いつも陽気に、
楽しくくらしていました。
ある日、子どもべやに、
ぴかぴかの新しい人形の家と、
りっぱで華やかな、貴族の人形たちがやってきて、
オンボロやしきは、へやのすみっこにおしやられ、
わすれられてしまいます。
それでも、気だてのいい人形たちは、
新しい人形たちのようすに感心し、
こまっているときには、助けてあげました。
ところが、女の子の乳母が、
オンボロやしきをもやしてしまおう、と
思いついて……?
人形たちを見守る「妖精の女王」が語る、
という形式の、心あたたまる物語。
『秘密の花園』『小公女』の作者が、
小さな子どもたちのために、
心をこめて書いた
知られざる名作。
日本で翻訳されるのは、これが初めて!
人気挿絵画家、平澤朋子の挿絵がたっぷり入った、
贈り物にもぴったりの、かわいい1冊です。
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