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都立高校の教員として硬式野球部の監督になり、甲子園に出場することが夢だった著者が最初に赴任したのは養護学校だった。その後、知的障がいのある生徒へのソフトボール指導で実績を積み重ねたが、生徒たちが甲子園に憧れ「硬式野球をやりたい」と思っても叶わない現実があった。
「いつか生徒たちと硬式野球に挑戦したい」その思いが次第に大きくなっていき、野球を応援するさまざまな人たちと協力した「甲子園夢プロジェクト」が形となり、その原点となった出来事をまとめた。
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