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戦後探偵小説の幕開けを飾った名探偵の全短篇。
探偵小説と時代伝記小説の巨匠が
終戦まもない東京の街を活写する
謎解きの精粋全七篇
其処では、将(まさ)に着目すべき事件が起りつつあった――上野駅の地下食堂で警視庁捜査一課長・加賀美敬介が偶然すり替えを目撃したトランクの中身は、驚くべきことに犯人の手によって警視庁の加賀美に宛てて送られてきたのだ。一見して単純なトランクのすり替えが次から次へ奇妙な謎を呼ぶ第一作「怪奇を抱く壁」に始まる加賀美捜査一課長の探偵譚。探偵小説の巨匠が彫心し、戦後探偵小説の幕開けを飾った名探偵の短篇を全一巻に集成する。
■目次
「緑亭の首吊男」
「怪奇を抱く壁」
「霊魂の足」
「Yの悲劇」
「髭を描く鬼」
「黄髪の女」
「五人の子供」
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