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映画、インスタレーション、演劇的パフォーマンスなどジャンルを横断する表現活動を行い、シンガポールを代表するアーティスト、ホー・ツーニェン。
その新作《ヴォイス・オブ・ヴォイド-虚無の声》は、西田幾多郎や田辺元を中心に京都帝国大学で形成された知識人のグループ「京都学派」を主題とし、VRとアニメーションを用いた映像インスタレーションです。この作品は、山口情報芸術センター[YCAM]をはじめとする多くのコラボレーターたちと共に制作されました。
本書は、2021年に同名のタイトルのもとYCAMで開催された展覧会の記録に加え、脚本、アーティストやコラボレーターによる対談・座談会、哲学研究者の論考を収録し、作品の背景や制作プロセスを読み解きます。
【展示情報】
ホー・ツーニェン「ヴォイス・オブ・ヴォイド──虚無の声」
京都
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭
会期:2021年10月1日(金)~24日(日)
場所:京都芸術センター
https://kyoto-ex.jp/shows/2021a_ho-tzu-nyen/
山口
会期:2021年4月3日(土)~7月4日(日)
場所:山口情報芸術センター[YCAM]
https://www.ycam.jp/events/2021/voice-of-void/
【ホー・ツーニェン Ho Tzu Nyen】
シンガポール出身。ホー・ツーニェンは、歴史的、理論的テクストとの出会いから出発して映画、インスタレーション、パフォーマンスを制作している。近年の作品には、トラ人間(《一頭あるいは数頭のトラ》、2017年)や三重スパイ(《名のない人》、2015年)といった変容する人物たちが登場するが、進行中のプロジェクト《東南アジアの批評辞典》(2012年~)がこれらの作品を包括している。
個展を豊田市美術館(2021年)、山口情報芸術センター[YCAM](2021年)、エディス-ラス・ハウス(オルデンブルク、2019年)、クンストフェライン・ハンブルク(2018年)、 明現代美術館[McaM](上海、2018年)、アジア・アート・アーカイブ (香港、2017年)、ビルバオ・グッゲンハイム美術館(2015年)、森美術館(2012年)、サブステーション(シンガポール、2003年)等で開催
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