恋の始まりはやむを得ない結婚から

ラズベリーブックス

恋の始まりはやむを得ない結婚から

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出版社
竹書房
著者名
アドリエンヌ・バッソ , 阿尾正子
価格
1,430円(本体1,300円+税)
発行年月
2021年10月
判型
文庫
ISBN
9784801928398

「私はあなたのことを知らないし、あなたも私を知らないわ」

花嫁に逃げられた子爵と失恋したての令嬢。
子爵を濡れ衣の罪から守るため、
一緒にいたと証言したことから、結婚するはめに……


【あらすじ】
ケンドール子爵ジョンは結婚式当日に新婦に逃げられ、以来世捨て人のようになって最新の機械開発に情熱を注いでいた。そんな中、隣の領地に住む侯爵の親戚エマと出会う。エマもまた失恋して以来、好きだった絵が描けなくなっていた。
ある日エマは偶然ジョンの機械工房にたどり着き、その構造の美しさに夢中になる。スケッチをさせてくれと頼んだが、すげなく断られてしまう。その後ジョンは殺人事件の濡れ衣を着せられるが、事件のあった日はひどい嵐から逃れるためエマとふたりで機械工房にいたのだった。そのことを話せば彼女の名誉を傷つけると黙っていたが、義憤にかられたエマは一緒にいたと証言する。ジョンの疑惑は晴れたが、ふたりは結婚しなくてはならなくなった。相手のことなどほとんど知らないのに……。
互いに別の人のことを好きだと思っていながらの結婚生活。ふたりの恋の行く末は?

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