降格警視

徳間文庫

降格警視

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出版社
徳間書店
著者名
安達瑶
価格
825円(本体750円+税)
発行年月
2021年10月
判型
文庫
ISBN
9784198946784

単純に見えるローカルな街の犯罪にも、奥深い闇が顔をのぞかせることがある。
錦戸にとってそれは、新鮮な驚きであった……。

ざっかけないが他人を放っておけない、そんな小舅ばかりが住む典型的な東京の下町に
舞い降りたツルならぬ、警察庁の超エリート警視(だった)錦戸准。
墨井署生活安全課課長として手腕を奮うが、いつか返り咲こうと虎視眈々。
ローカルとはいえ、薬物事犯や所轄内部の不正を着々と解決。
そしていま目の前に不可解な一家皆殺し事件が立ちはだかる。
わけあり左遷エリートの妄想気味推理炸裂!

●主な登場人物

・錦戸准(20代後半)
下町の警察署の生活安全係の刑事。警視から警部に降格。
何か大きなミスをやらかしたらしいが本人は決して口にしない。
警察庁から所轄に来るって珍しいと言われるが、その理由について決して口を割らない超エリート。
現場経験はほとんどない。しかし「下手に現場を知らない方が正しい推理が出来る。
『岡目八目』と言うでしょう?」と開き直っている。
いろんな「しがらみ」を因習と喝破して、あくまで正義を貫こうとする。
「それが警察でしょう?違いますか?」

・榊鋼太郎……地元の整骨院の院長。私人逮捕マニア
・楠木太一……地元の居酒屋の大将。世話好き。
・小牧果那……鋼太郎の整骨院の受付の女の子。元ヤン。

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