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首都圏の国電ファンにとって旧型国電の代名詞存在として1996年の3月まで鶴見線の大川支線で最後の活躍を見せたクモハ12。この車両が90年代まで現役でいられたのは17mという短い車体と、大川支線の急曲線とプラットホームとの関係からでした。
そんな平成時代まで生き延びたクモハ12は旧型国電の中でも、大正時代から昭和初期までに登場した鉄道省の電車=省電の雰囲気を色濃く残し、その車体長から趣味世界では17m級国電と呼ばれました。1980年代には各地で事業用車として残る例や、地方私鉄で第二の活躍を見せる車両など、ファンの興味は最後まで尽きることはなかったのです。
本書は旧型電車のオーソリティ宮下洋一氏によって、1960~70年代の時期を中心に、全国各地で活躍した国鉄17m級電車を模型的な視点で解説。晩年の事業用車や私鉄へ流れ活躍した車両もくまなく紹介。17m級電車に全貌に迫る、電車ファン必携の一冊です。
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