<専門医試験に必要なポートフォリオを全領域実例で収載!>
2020年から新しくなった家庭医療専門医制度.本書ではその認定試験で提出が求められるポートフォリオの全領域を実例で示し,記載のポイントや症例の選び方などを解説しています.
実例部分以外にもポートフォリオとレポートはどう違うのか,文章をどのように推敲していけばよいのかなど専攻医が疑問に思うようなポイントを掘り下げています.各領域のポイントを押さえ,評価基準(ルーブリック)と照らし合わせながら記載していきましょう.
<目次>
Ⅰ章 ポートフォリオをつくるまえに
ポートフォリオの意義:どうしてポートフォリオ?
ポートフォリオの書き方
評価基準(ルーブリック)について
ポートフォリオの活かし方:生涯学習に活かすために
Ⅱ章 ポートフォリオ実例集
1. 未分化な健康問題
2. 予防医学と健康増進
3. 慢性疾患のケア
4. 多疾患併存
5. 長期的な全人的関係に基づくケア
6. 患者中心の医療
7. 家族志向のケア
8. 地域志向のプライマリ・ケア
9. 障害とリハビリテーション
10. 臨床における教育と指導
11. EBMの実践
12. チーム医療・ケアの調整や移行
13. システムに基づく診療
14. メンタルヘルス
15. 健康の社会的決定要因とアドボカシーおよびアクセス
16. 医療者自身のケア
17a. 複雑困難事例のケア
17b. 統合されたケア
18a. 高いプロフェッショナリズムに基づく行動
18b. 倫理的に困難な意思決定を伴う事例のケア
19a. セクシャルヘルス/性を考慮したケア
19b. 思春期のケア
20a. 緩和ケア
20b. 人生の最終段階におけるケア
Ⅲ章 ポートフォリオ作成プロセスモデル集
日々の継続的なケースログから抽出して作成する
定期的な振り返りから作成する
追い込み型で作成する
Ⅳ章 Q&A
いい症例がみつからないときは?
どのエントリー項目で書けばよいのか迷ってしまう
文章が足りないときはどうしたらよい?
文章が長すぎてしまう、だらだら書いてしまうときは?
文章を校正するコツ,わかりやすい文章にするには?
指導医に時間を取って見てもらえないときは?
参考にすべき本はありますか?
付録 より深く勉強するための文献リスト
索引
よく利用するジャンルを設定できます。
「+」ボタンからジャンル(検索条件)を絞って検索してください。
表示の並び替えができます。