GIGAスクール構想による1人1台端末&クラウド活用の推進
GIGAスクール構想により、1人1台端末とクラウド環境が導入されました。教育のDX(デジタルトランスフォーメーション)が強力に推進されている一方、この教育資源を授業にどのように生かすべきかと悩んでいる先生も多いのではないでしょうか。
本書では、そんな先生方が、気軽にかつ効果的に1人1台端末とクラウド環境を活用できる方法を紹介します。
誰でもすぐに使えるテンプレート
Google Workspace for Education のアプリ(Google スライド、Google スプレッドシート、Google Jamboard 、Google フォーム、Google 図形描画)を使ったテンプレートを、算数20例、理科17例掲載しています。
QRコードを読み込むと、各テンプレートにアクセスできます。そのまま使用してもよし、児童の実態や学習の流れに合わせてカスタマイズするもよし、自由に活用してください。
また、実際の授業におけるテンプレートの活用事例を示しながら、どのように児童に配付するか、どのような活動を展開するか、教師はどのように支援するかという点も解説しているため、具体的な使い方がイメージしやすいでしょう。
STEM教育の基礎となる算数・理科の学習
「STEM教育」とは、「Science、 Technology、 Engineering and Mathematics等の各教科での学習を実社会での課題発見・解決に生かしていくための教科横断的な教育」とされています。現代社会は、IoTやビッグデータの活用、そこから生まれるAI技術など、STEMの各領域を関連付けた学びが不可欠になります。
ICTを道具として活用することが、STEM教育の基礎となることも意図して、算数や理科にテクノロジー(クラウド)を組み合わせた実践に取り組んでいるのです。また、発展的なSTEM教育の事例も掲載されています。
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