本書は鈴木俊明先生が監修したシリーズの第2弾です。前作『体幹と骨盤の評価と運動療法』は多くの読者から好評を頂きました。
最新作である本書『脳卒中運動学』では、脳卒中リハの『なぜ?』を運動学と解剖学によって 徹底的に分かりやすく解説しています。
正直に申しますと、ここまで論理的に 分かりやすく解説できた書籍は、他に存在していないと感じています。
脳卒中のリハビリは、運動器のリハビリと違い「脳に損傷があるから」という解釈で、運動学と解剖学に基づく運動療法を蔑ろにしているセラピストが非常に多いと思います。もちろん、私もその1人でした。しかし、本書の編集にあたり全ての原稿を読み終えた時、「脳卒中も運動器も 一緒だ...」と衝撃が走ったのと同時に、「学生や新人の時にこそ、こういった本 が欲しかったな...」と感じました。だからこそ編集員としてではなく、1人の理学療法士として「この本は絶対に セラピストなら読まなければならない本だ」と思っています。それくらい勉強になると同時に、私たちの臨床の手助けになり、今までの臨床内容に一石が投じられます。
是非、本書を読み進めてこの意味を実感してください。
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