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"「酒は飲んでも飲まれるな」--。古今東西、酒の飲み方はむずかしく、飲酒風俗は人類の歴史とともに常にあった。本書は飲酒至上主義ともいうべき慣習が蔓延した宗教改革期のドイツで、飲酒の作法にとどまらず、飲酒を通じた人間関係や競争意識の醸成などの知識を、帝政ローマ時代の言語・韻律・教養を借景としてまとめた世界初の体系的な飲酒指導書の翻訳本(原書タイトルはVincentius Obsopoeus: De Arte Bibendi, 1536)である。見開きで訳文と語釈付きのラテン語原文を記載、韻律の覚書きも別添しており、ラテン語の初級テキストとしても最適。"
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