取り寄せ不可
自分の命と、愛する人の子どもの命――
どちらかを選ばなければならないの?
難病とわかって絶望に打ちのめされた助産師のエレンは、
祖母の家に身を寄せることにし、憧れのショーンと8年ぶりに再会する。
17歳のころ彼にキスを拒まれ、屈辱的な思い出となっていたが、
今、産科医となった彼から、意外にもデートに誘われた。
片想いが叶っても、もう私には未来なんてないのに……。
そう思いつつも彼の魅力に屈し、いつしか二人は結ばれたのだった。
その後、この病は妊娠が禁物とあって気をつけてはいたけれど、
不安になって調べると、エレンのおなかには小さな命が宿っていた。
ショーンは病のことを知らないうえに、まだ結婚には興味がないらしい。
ああ、どうしよう! エレンの心は、千々に乱れた。
いざ発症して重篤になれば、余命数年と言われる病を抱えるエレン。将来子供を産むことが難しい彼女にとって、赤ん坊に接する助産師の仕事は辛いものになってしまいました。ところが予期せぬ妊娠がわかると、悩みはさらに深まり……。涙なくして読めない感動作!
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