花と動物の共進化をさぐる

花と動物の共進化をさぐる

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出版社
文一総合出版
著者名
種生物学会 , 川北篤
価格
2,970円(本体2,700円+税)
発行年月
2021年9月
判型
A5
ISBN
9784829962084

身近な植物で見つかった,花と昆虫の意外な関係。きみも見つけられるかも?

日本は,「世界でいちばん植物が調査されている国」と言われます。そんな日本にあって,この10年ほどの間に,20代の若者たちが身近な植物でたくさんの新発見を成し遂げています。関心を持ち始めたきっかけから,新発見につながる観察や実験,仮説を検証するための苦労話などを,発見当時「まだ研究者じゃなかった」本人が紹介します。コラムでは,まだ研究はできていないけど気になっている植物をめぐるネタも紹介(新発見につながるかも?)。今何がわかっていて,どんなアプローチが可能なのかをまとめた総論も収録。高校の新探求学習課目「理数探求」のヒントにも。

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オーストラリアのラン「ハンマーオーキッド」の花は,雌バチに擬態して雄バチを呼び寄せ,花粉を運ばせます。そんなランが日本にもあった!
花が花粉を運んでくれる生きものへのアピールなら,地味な花があるのはなぜ?
甘い蜜がむき出しで分泌されるのに,なぜかアリが盗みに来ない。花に何か仕掛けがあるのかな?
ガの足先で受粉する花って,どんなしくみ?
植物からえさをもらって害虫から守る役割をしているアリは,花粉媒介昆虫を見分けて,見逃しているの?
……ふとした疑問から観察を始めたら,新発見になっちゃった! この10年ほどの成果をまとめました。

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