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この3Dバンド・ブックは、楽曲練習に入る前の予備的な練習として、もっとも効果的な3つの次元(Dimension)によるアプローチの方法を示したものです。全体は次の3つの部分から構成されています。
(1)チューン・アップとウォーム・アップ
毎日の楽曲練習を始める前に、正しい方法でウォーム・アップをすることは、すべての管楽器奏者にとって極めて大切なことです。生徒(特に金管楽器の奏者)には細心の注意を払ったウォーム・アップがよりよい演奏をするために必要なばかりでなく、発育途上にある子供たちの身体のためにも欠かすことはできません。
(2)調の練習
パート譜の10~29ページは、1ページ/1つの調の練習にあてられています。2分音符の音階練習から始まり、楽曲形態のコラール練習にいたるまでを段階的に進めるシステムを取っています。ここには、その日に練習する楽曲の調性に対する聴覚と技術力を養うため、調と調合を系統的に指導するための必要かつ十分な要素が盛り込まれていますので演奏する上で最も重要な「テクニック」と「音楽性」が育ちます。
(3)リズムの練習
ここでは拍子とリズムについて、集中的な練習をします。その日に練習する楽曲のリズムを、必要なページから選んで練習します。
なお、(2)調の練習で扱われている「音階のテクニック」と「コラール」をより効果的に練習する目的で、この教材の最初の3ページが「ハーモニーの基礎知識」と「耳のトレーニング」に当てられています。
機能的かつ段階的にまとめられた豊富な素材を正しく使うことによってリハーサルの時間を大幅に節約し、充実したものとすることができます。この3つの要素は音楽の演奏上にもっとも重要な素材を扱っていますから、毎日の楽曲練習を始める前に必ず使用するようにしましょう。
なお、同シリーズは、旧ベルウィン・ミルズ社/アメリカで企画・制作され、現在はアルフレッド社/アメリカから出版されている 3-D Band Bookの日本語ライセンス版です。
※本書は「3D バンド・ブック アルト・クラリネット」(GTW01086396)と同じ内容です。
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