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六首抄――――高野公彦
秋浅き楢の葉を吹く風の音、砂の国では聴かざりし音
ふとんごと窓辺に抱へ来て見する犬には終(つひ)の雪かもしれぬ
歩き遍路三十九日目とふリトアニア青年に会ふ桐の咲く径
杖の鈴、山のしづくの音ばかり鳥のこゑ無く人に会ふ無く
小丸川瀬音も河鹿鳴く声もやさしと聞けりあかとき覚めて
わが窓を開くやはたと夜のさやぎやめたるごとく森の木々あり
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