編集 鶴島博和(熊本大学名誉教授)
翻刻・現代語訳 児嶋ひろみ・児島康子・田中雅美・野間聡
前書・情報提供 松浦四郎
松浦家(元カクレキリシタン大庄屋)所蔵の文書55通及び「転切支丹並類族死失帳」を翻刻・現代語訳。松浦家収蔵全史料一覧(索引付き)。
場所は肥後国天草。これは天草大江の松浦家所蔵古文書の資料集第1巻,2部構成です。
松浦家は「延享4(1747)年以来,大江組8ヶ村の大庄屋として行政を担当しました。
同家所蔵の古文書は,江戸時代の村行政関係のほか,島原・天草一揆,キリシタン禁制,その他民俗書類など合計428点で,天草に現存する史料でも特に重要なものを含む」とアーカイブズは記録します。島原・天草一揆! あの「島原の乱」です。
現代語訳されて、解説が付きます。付録は松浦家収蔵全史料一覧(索引付き)
編者鶴島先生は英国中世史の専門家。歴史への眼の鋭さは超弩級。
この資料集は,記録と異なる史実の世界へ導いてくれます。
島原の乱では皆殺しになったはずの参加者の多くが逃げたそうです・・・
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