インターネットは言葉をどう変えたか

インターネットは言葉をどう変えたか

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出版社
フィルムアート社
著者名
グレッチェン・マカロック , 千葉敏生
価格
2,420円(本体2,200円+税)
発行年月
2021年9月
判型
四六判
ISBN
9784845920280

顔文字、絵文字、アスキーアート、

スラング、ミーム……



気鋭の〈インターネット言語学者〉が

軽妙な語り口で紡ぐ、

言葉とコミュニケーションの現在地!





本書は気鋭の〈インターネット言語学者〉が鋭い分析をユーモラスに語った、デジタル時代の新たな言語学への情熱あふれたガイドブックである。



大文字の“LOL”が小文字の“lol”になる過程でどう定義や意味が変化したか、日本で生まれた絵文字がなぜ世界で市民権を得たのか、年代によって句読点の使い方が違うのはなぜか、オンライン上での会話で語尾を伸ばすのはどうしてか(「はい〓」「よろしくー」)……など、SNSやチャットなどで使われる、一見無秩序でカオティックな言葉の中にあるパターンや一定のルールをひも解き、人間の言語全般についての理解を深めていく。



また、手紙や印刷機、電話といったインターネット以前のメディアが言葉に与えた影響、方言などの共同体特有の言語とネットワークの関係、スペルチェックなどのソフトウェアがもたらす言葉の変容など、進化しつづけるテクノロジーと言語の変化との関連をさまざまな角度から紹介。



言語は人類にとって最も壮大なオープンソース・プロジェクトであり、インターネットはその言語に急速かつ興味深い方法で変化をもたらしている。オンラインコミュニティ上でおこなわれる会話は、次々に新しいスラングや専門用語を生み出し、目まぐるしいスピードで広まっていく。「弱いつながり」を多く生み出すことで言語の変化を早め、それがハッシュタグや面白動画がバズる現象にもつながっていると著者は述べる。



言葉とコミュニケーションの変容を見つめ、言語が持つしなやかな強さと柔軟さ、そしてなによりも言葉というものの面白さと興味深さを実感できる、革新的で希望にあふれた一冊!





ニューヨーク・タイムズほか米メディア各社が絶賛!



マカロックほど親しみやすい作家はいない。聡明で、気さくで、

おまけに彼女自身が誰よりも言語学の大ファンなのが伝わってくる。

――『ニューヨーク・タイムズ』



絵文字という謎の言語から、動物のミームの魅力まで、

あらゆる話題を深掘りし、デジタル時代の言語の進化をひもといている。

――『エスクァイア』



本書を読めば、インターネット上の粗野な言語が、たちまち目をみはる

ものに、そしてバグではなく価値ある仕様に思えてくるにちがいない。

――『ニューヨーク・タイムズ』<

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