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1986年の冬、たしかにこの街にあったもの――。コーヒーと幻のレコード。行方不明のダブルベース。「冬の音楽」をテーマに演奏していたデュオ〈ソラシド〉。
それから26年後、ライターになった「兄」は「妹」とともに、ソラシドを探して、失われた町の風景やかつて演奏された音楽の断片を訪ね歩き、もつれあった記憶と感情をときほぐしていく。
失ったものを想い、残されたものの未来を紡ぐ物語。
巻末に「コーヒーを飲みながら書いたあとがき」を付す。
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