かぞえきれない星の、その次の星

かぞえきれない星の、その次の星

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出版社
KADOKAWA
著者名
重松清
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2021年9月
判型
四六判
ISBN
9784041111741

さみしさは消えない。でも、希望は、ある

かぞえきれないものを、ときどき見たほうがいい。
ぼくたちは皆、また間違えてしまうかもしれないから――


感染症がひろがり休校になってしまった春、子どもたちのためにこいのぼりが企んだのは……。 「こいのぼりのナイショの仕事」「こいのぼりのサイショの仕事」
大切で大好きな相手であればあるほどいまは会えない。父と娘は、画面越しで会話する。 「天の川の両岸」
ミックスルーツのリナはお母さんと二人暮らし。「日本人らしい」っていったい何だろう――。 「コスモス」


「星のかけらには、さみしさが埋まってる」
夜空にちりばめた、11の小さな星たちの物語

「誰かに会いたいと思ってるとき、ほんとうはもう会えてるのかもしれないな」


収録作品:こいのぼりのナイショの仕事/ともしび/天の川の両岸/送り火のあとで/コスモス/原っぱに汽車が停まる夜/かえる神社の年越し/花一輪/ウメさんの初恋/こいのぼりのサイショの仕事/かぞえきれない星の、その次の星
雑誌「小説 野性時代」掲載作に書き下ろしを加えた、全11篇


【著者コメント】
現実にはありえない話だけど、
2021年を生きる10代の自分に届けたくて、
この本を書きました。
 ――重松 清

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