雨の夜に突如、姿を消した浮舟。入水かとの報を聞き、薫と匂宮はそれぞれに悲しみに暮れる。だが浮舟は、横川僧都の一行に救われていた。自らの素性をひた隠しにしつつ、ひたすら出家を願い、ついに髪を下ろす浮舟。そこに、噂を聞いた薫からの文が届く--。蜻蛉から夢浮橋まで、全五十四帖完結。年立や索引も収録する。
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